第 1 章:カーソルの移動
第 1 章へようこそ。この章では、カーソルを移動する基本操作を学びます。
すでに基本を理解している場合は、この章を飛ばして構いません。G で文書の末尾へ 移動し、案内に従って次の章へ進んでください。
始める前に Esc を押し、ノーマルモードにいることを確認します。移動コマンドは 個別に暗記するショートカットではありません。後の章で削除、変更、コピーと組み 合わせます。今は「どこへ移動するか」に集中しましょう。
カーソルを移動する
文字単位
h1 文字左へ移動j1 行下へ移動k1 行上へ移動l1 文字右へ移動
単語単位
wまたはW右にある単語の先頭へ移動eまたはE右にある単語の末尾へ移動bまたはB左にある単語の先頭へ移動
注意:小文字のコマンドは単語を構成する文字を境界として扱い、大文字のコマンドは 空白を境界として扱います。
次の文字ブロック内でさまざまな移動を試し、違いを体感してください。
このプロジェクトの GitHub URL は https://github.com/dofy/learn-vim です。
ローカルフォルダへクローンし、次のコマンドで最初のファイル
chapter01.md を開いてください:"vim chapter01.md"
そして https://yahaha.net へようこそ :)
このから始め、単語単位の移動だけでGitHub、https、learn-vimへ順に 移動してください。通り過ぎたらbで戻ります。URL 上でのwとWの違いも 観察しましょう。
ブロック単位
gg文書の先頭行へ移動G文書の最終行へ移動0行頭(1 列目)へ移動^行の最初の非空白文字へ移動$行末へ移動H画面の最上部へ移動M画面の中央へ移動L画面の最下部へ移動Ctrl-d半ページ下へ移動Ctrl-u半ページ上へ移動Ctrl-f1 ページ下へ移動Ctrl-b1 ページ上へ移動:<N>または<N>ggN 行目へジャンプ:+<N>または<N>jN 行下へジャンプ:-<N>または<N>kN 行上へジャンプ
注意:すべてのコマンドの前に数値 N を付けると、そのコマンドを N 回実行できます。 たとえば 3 行下へ移動する場合、:+3 と 3j は同じ効果になります。また、上記には 2 種類のコマンドがあります。gg のように入力直後に実行されるものと、先に : を 入力して画面下部のコマンドラインへ入り、入力完了後に Enter を押して実行するもの です。以降の章でも同様です。
数値と移動
ほとんどの移動コマンドには回数を付けられます。j を 10 回押す代わりに距離を 見積もって 10j と入力します。一度で正確に当てる必要はなく、8j の後に j や k で微調整するほうが速い場合もあります。
3w3 単語先へ移動5j5 行下へ移動2Ctrl-d半ページ移動を 2 回実行
この行から
5j、続けて5kで戻ってください。位置を間違えてもuでは戻り ません。uが取り消すのはテキスト変更であり、カーソル移動ではないためです。
これで現在のファイル内を自由に移動できます。さまざまな移動操作に慣れたら、
Gを押して文書の最終行へ移動し、案内に従って次の章へ進んでください。次のファイル名の上にカーソルを置いて
gfを押し、 第 2 章へ進みます。